ピンピンコロリと死にたい。

ピンピンコロリと死ぬため(生きるため)の経過報告。

#11 英語上達ロードマップ

海外勤務を夢見てはや数年。ようやく良いきっかけに巡り合えたので、これを機に英語上達してやろう!まずはロードマップ作ったろう!というお話。

 

 

1.きっかけ

 先日職場の上司と年間目標設定面談があった。中身はよくある「年間ノルマ設定」、「スキル向上目標」等。最後に「何かやりたいことある?」と聞かれ、とっさに「海外勤務したいです!」と答えていた。

 

 実をいうと世界を相手に働く人たちに対して、ずっとあこがれを持っていた。高校球児がイチローに対して持つ感情と一緒である。反面、自分はそういう立場には一生なれないんだろうな、というあきらめもあった。

 このあきらめは、英語に関してずっとコンプレックスを持っていたこと、業務上海外案件がなかったことから来る。

 思い返すと大学時代、研究室の同期は軽くTOEICスコア700を超えているのに、自分は500半ば。何もしないでこれならあきらめもつくが、それなりに勉強したうえで臨んでも上がらず。せいぜいreadingの当て勘で埋めた最後の数問の分布に載ってくる程度の幅の中でスコアが揺れたくらいであった。

 とはいえ、負けず嫌いの私は、この後もあの手この手で勉強をつづけた。社会人になってからは、高いお金出して英会話教室に通ったし、会社の英語研修も積極的に参加した。そのかいあってか、ついにスコア600を取得した。個人的には大きな前進であった。

 そのかいあって英語に対するコンプレックスは拭えつつあったものの、前職では海外勤務はゼロに等しく、業務上でのチャンスがなかった。そのため細々と勉強は続けていたものの、本腰を入れて、とはならなかったのである。

 

 さてここで、最初のやり取りに戻る。海外勤務希望を樹脂に伝えたところ、「希望を言い続けていたら最短で2年後には海外行けるよ」と回答がもらえた。「あ、そうなんですか。へー。」などと冷静を装いつつ、内心高ぶっていた。チャンス到来!来たな、私の時代が!と。

 この瞬間、あこがれへの障壁が消えた。であれば、後はそれを手中に収めるよう努力するだけである。

 

2.ロードマップ

 英語上達ロードマップ作成にあたり、以下のように条件を定める。

  • 目的:日常会話可能レベルの習得
  • 目標:2年後までに1760時間英語を学習
  • 手段:英語上達完全マップに従う(http://mutuno.o.oo7.jp/

 

 各項目について説明しよう。

 目的に関して、まず狙うべきはここだと思っている。イメージだが文科省の言うところの「B1」(以下に引用*1)が該当する。

仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。
その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。身近な話題や個人的
に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。

 

 目標はある程度定量的に示した。「2年間」は先述した通り、最短で海外勤務に行けるまでの時間。「1760時間」は米国の国務省の基準を参考に算出した。

 米国国務省が海外に人を派遣する際、派遣先の言語の学習にかかる時間の目安を設定している。これが日本への派遣の場合、2400~2760時間らしい。手元にある参考文献*2にはこうもある。日本人の中高における英語学習は800時間弱、と。私の場合、大学、社会人になってからも勉強を続けていたから、それを200時間と勝手に設定すると、差し引きで1760時間。となるわけだ。

 2年間で1760時間だから、73.3時間/月の学習時間を確保できればよく、平日2時間、休日3.5時間ペースで勉強していれば目標達成できる。これはそこそこ現実的な数字だと思う。

 

 手段は「英語上達完全マップ」*3に従うとした。今時英語の学習方法は腐るほどあり、正直自分がモチベーションを保てた上で目標勉強時間を達成できるのであればどれを選んでもよいと思う。

 この方法に関しても「英語上達 ロードマップ」とググったところ、一番上位に出てきたという理由で選んだ。というのは冗談。その内容を確認し、ほかの選択肢と比較したうえで採用することにした。

 いくつかある理由から2点だけ取り上げる。

 1点目、音読ベースの学習方法であること。語学学習においてネックなのがとかく受け身の学習になってしまいがちなところ。特に独学でやろうとすると、受動的な要素である読む・聞く、に重心が寄ってしまう。私自身それが嫌で、今までの学習も能動的な要素を取り入れてきた。本マップはその点とても優秀で、能動学習である音読を積極的に取りこんでいる。

 2点目、お安く済む(ここ重要!)。英会話も通信教育も受講料がばかにならない。以前通っていた英会話教室なんて年間30万over。その割に身についた実感はなかったのだからバカが見る。そのお金を投資に回しておけばよかった泣。というような経験を数度してきたうえでの経験則だが、高い教材だから効果が出るわけではない、のだ。その点も本マップではクリアしていて、数冊参考書を集めればいいので最終的に数万円で済む。

 

 以上が私の英語上達ロードマップの全容である。

 

3.終わりに

 良いきっかけを得たので、これを機にステップアップする!という宣言の意味で本稿を書いた。書いたからには実現させたいし、実はすでに動き始めている。モチベーションを保てるように適宜ブログなりツイッターなりで進捗報告をするつもりだ。

 では。

*1:出典:文部科学省https://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/30/03/__icsFiles/afieldfile/2019/01/15/1402610_1.pdf

*2:出典:DHC出版、堀江貴文著、英語の多動力、p72

*3:出典:英語上達完全マップ(http://mutuno.o.oo7.jp/