ピンピンコロリと死にたい。

ピンピンコロリと死ぬため(生きるため)の経過報告。

挙式(結婚式)に向けた新郎の心得・準備など

注意:新婦は絶対に読まないでください。気分が悪くなると思うので。

 

 

 

全国の挙式を控えた、もしくはこれから準備を始める新郎の皆さん。本当にお疲れさまです。先にねぎらっておきますね(笑)。

私は先日、ホテルニュー〇ータニで式を挙げました。なんとか無事に終わりましたが、いやあ大変だった。自分をねぎらいたい。この経験はきっと誰かの役に立つだろうと思い、記事を書こうと思った次第です。

先にお伝えしておくと、私は挙式をしたくありませんでしたし、今でもしなくてよかっただろうと思っています。あんなものに時間とお金と労力を割くのはアホだという思考ですし、今も変わりません。ですが、今後の人生を考えた時に新婦から信頼を買っておくのための必要経費だと思いいたり、やむなく実施したというところです。

 

さて、本稿では「心得」と「挙式までの準備」を分けて書きます。ゼクシィには載らないような赤裸々なところを書きました。読みやすくはないと思うので、知りたい情報はctrl+Fで検索かけて下さい。

 

心得~困ったときはこうしよう~

その1 「新婦の意見が最優先」

断言しますが、挙式の主役は新婦です。残念ながら新郎はおまけです。ゆえに、準備における決定権も新婦にあります。

いやいや、新郎もなめられてはいけない、意見を言わねば。と、お考えですか?その姿勢はいいと思いますが、やりすぎには注意してください。というのも、無理やり新郎の意見を押し通すと、挙式の後、新婦側に後悔が残り、その後の人生でことあるごとに言われる羽目になる、と容易に想像できるためです。

私は、婚約指輪をケチりました。プロポーズを雰囲気もクソもない海岸でしました。結果、今も「ああがよかった」「こうがよかった」とねちねち言われ続けています。皆さんにはこうならないでほしいのです。

ということで、新婦の意見を最優先に考え、自分は最小限にとどめるのがよいと思います。

 

その2 「予算を決めておく」

挙式の準備が進むと、なにかと追加費用が発生します。式場で初めにもらう見積もりなんて本当に最小限のことしか記載されておらず、当たり前のように追加費用が生じます。加えて、その見積もり外でも追加はあるのです。例えば、お車代や係へのお礼などなど、枚挙にいとまがありません。

やりたいことを際限なく採用すると破算する懸念があったので、挙式会場選びの段階から予算は決めていました。380万円です。これは、ゼクシィ掲載の挙式費用平均値を参考にしています。

一度予算を決めることでアンカリングがされ、新婦もその中に抑えようとしてくれるはずです。おすすめです。

 

挙式までの準備

私のケースをつづります。参考になるところがあれば幸いです。

挙式会場選び

新婦がめちゃくちゃ悩んでいました。一時なんかは、ゼクシィを何周もし、泣きながら「どうしよう、どこにしよう」とつぶやくという、病み状態でした。仕方ないので、一緒にゼクシィをめくり、ああだこうだといいつつ、考えを誘導、4会場見学し、やっと決まったというところです。結婚指輪を選ぶのに10ブランド見て回った新婦(そしてそれに連れまわされた私)ですから、早めに決まったなあ、という印象です。

ポイントですが、仕事だと割り切り、新婦に寄り添うことです。ここで、「やりたいのは君なんだから君が決めなよ」なんて突き放すのはNGです。私はそれをやってめちゃくちゃ泣かれました。嫌な顔をせず、対応しましょう。

 

挙式会場ではどんなところを見るべきか、というのはゼクシィをご覧ください。私が言えるとしたらいかに値引けるかは初回の見学時に決まるので準備しよう、ということです。

先に一般的なお話から。挙式会場は基本初回来場時は見積もりを頑張ってくれます。特典をつけたり、値引きしてくれたり。しかし、これらはこの場で即決しないと適用されませんよ、という条件付きです。向こうからしたら客を逃がしたくないので、当たり前だと思います。ですので、お得に挙式をしたいなら、この場で決めるのが良いです。同時に値引きもこのタイミングでする必要があります。

 

ということで、見学する前に準備が必要になります。

まず、予約の仕方から考える必要があります。これは予約サイトや仲介する企業によって、見積もりにつけてもらえる特典が変わるためです。私は、結婚指輪を購入したブランドから予約してもらいました。ほかにも、ゼクシィ経由や友人の紹介等もあるようなので調べるといいと思います。

次に、本命の会場に行く前にほかの会場を見学しましょう。目的は2うあります。

一つは会場を見る目を養うこと。一度見学に行くだけでも勘所はつかめたりします。個人的には、やはりホテル系はお客対応がしっかりしている印象です。

二つ目は見積もりをもらうことです。見学に行くと、断らない限り見積もりを出してもらえます。これはほかの会場の値引き交渉材料となるので、入手必須です。

さて、これで準備が整いました。いざ本命の会場に見学に行きましょう。見学の最後に見積もり交渉タイムがあります。まずは、予約特典がしっかり含まれているかを確認してください。そして、予算との乖離があったり、他会場の見積もりより高いところがあれば、値引き交渉しましょう。ここで日和ったら不要な出費が生じます。正念場です。強気に行きましょう。

私の場合は、ここに決める、と夫婦間で決まった時点で、最後のお願いをしました。「もうここに決めることにしたので、最後に何かつけてもらえないか」という旨をストレートにつたえ、(忘れましたが)特典を付けてもらいました。

 

挙式準備(~前日)

うちの場合、新婦がボトルネックでした。いろいろ書いたとおり、なかなか物を決められない性格なのです。例えば、ドレス。決まるまで半年以上かかりました。そもそも、和装or洋装、から始まり、何着着るか、どこのブランドにするか、どのデザインにするか、、、etc。時には、目をつけていたドレスがタッチの差でほかの方に取られてしまい、1週間ぐらい落ち込む、なんてこともありました。結局、ドレスが決まるまで、他の準備は進めてもらえず、やむなし私が対応するケースもしばしば。そんなことがあり、本格的に式の準備が始まったのは2か月くらい前だったと記憶しています。

 

さて、準備の中でも特に苦労したところをご紹介します。

貯金

冒頭述べたように380万円に設定していましたが、逆に言えばそれだけ貯める必要がありました。じつは、挙式にかかる費用は自分たちでためること(両親から支援は断り、お祝い金やご祝儀は使わない)は私が当初から譲らなかった点です。ですので、挙式をすることを夫婦間で決めてから、挙式が終わるまでの約一年でお金を貯める必要がありました。貯金0円から初めて月15万円、ボーナス(2回)で100万円ためることで何とか達成しました。その代わり、この期間で自分の自由に使えるお金はほとんどありませんでした、、、。

DIY

会場の人に依頼して完了することは大変ではないのですが、自分らで準備する必要のあるものは大変です。特にDIYする系です。例えば、プロフィールムービーを作成するのであれば、素材の写真が必要で、パワーポイント等で動画を作る必要があり、DVDに焼いて提出しなければなりません。写真はともかく、動画作成は素人には無理です。ですので、うちは写真を当て込めば出来上がるパワーポイントデータを3,000円程度で購入し、作成しました。DVDに焼くのはフリーソフトを使えば難しくないですが、〆切ぎりぎりになると焦るかもしれません。(実際焦りました。。)

他にはウェルカムスペースに飾るアイテム類ですね、新婦はやりたいことがいろいろあったようですが、結局挙式数日前に何とか形にした、といったところです。

なんにせよ自分らで準備しなければならないものは早めに着手することを強くすすめます。

 

他にも書きたいことは山ほどあるのですが、一旦筆をおきます。全国の新郎の皆さん、頑張ってください。乗り越えた先には何もありません。むしろお金が無くなります。それでも試練だと思って耐えてください。

駄文・長文失礼しました。では。